ここ数年の間に、SNSで人気が急上昇した眉毛のアートメイク。
私も3年ほど前に新宿のメディカルブローでアートメイクの施術を受けましたが、仕上がりには大変満足しています。
メディカルブローは、芸能人も数多く利用している 有名なクリニック。
最初は不安でしたが、今では本当にやってよかった!と思える美容施術です。
この記事では、眉毛のアートメイクを受けた経験をもとに、メリットとデメリットを解説します。
施術後のダウンタイムなども含めて、2年間の経過を詳しく説明しますので、
施術を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、早速本題に入りましょう。
アートメイクとは?
アートメイクとは、医療用の超極細ニードルを使用して皮膚に眉を1本づつ丁寧に描いていく施術です。超極細ニードルを使用することによって、繊細で微細な毛並み感を表現できるのが特徴。まるで本物の眉毛のような、自然な眉毛をつくることが可能です。
アートメイクと刺青(タトゥー)の違いは?
刺青(タトゥー)は皮膚の一番深い層である「真皮」までインクを入れていくので、ターンオーバーの影響を受けず永久的に残ります。
一方、アートメイクは「表皮」という皮膚の浅い部分にインクを入れるので、肌の代謝とともに色が徐々に薄くなりやすい特徴があります。
よって、アートメイクと刺青(タトゥー)の違いは、インクを入れる皮膚層の深さと、インクが永久的に残るか残らないかという点です。
アートメイクの持続期間は?
皮膚の新陳代謝には個人差がありますが、アートメイクの持続効果は1~2年程度だと言われています。
実際にクリニックでも2年程度で2回目のリタッチをお薦めされましたが、私の場合は3年経ってもまだ自然な眉毛が保てており、逆にちょうどいい濃さに落ち着いてきたと感じているので、リタッチはまだ検討していません。
好みにもよりますが、薄めの眉が好みの方は3年に1回程度、くっきりした濃い眉が好みの方は1-2年に1回くらいのペースでリタッチ施術を受けるのがおすすめです。
金属アレルギーでも施術を受けられる?
私の場合は金属アレルギー持ちなので心配していましたが、パッチテストを受けて施術可能という判定が出たので、無事に施術を受けることができました。
メディカルブローでは、金属アレルギーが心配な方にパッチテストを実施してくれますので、心配な方は受けておくことをお勧めします。パッチテストを実施後14日間の経過観察を行い、特に異常がなければ施術可能となります。
料金:金属アレルギーパッチテスト代/1万5千円+税、初診料/2千円+税
所要時間:1時間前後
施術が可能との判断され、パッチテストの実施院と同クリニックで施術を受ける場合は、初診料/2千円+税が返却されます。
アートメイクの施術中は痛い?
私はかなり痛みが苦手なので、その旨を事前に伝えて、麻酔を皮膚に染み込ませる時間を長めにとってもらいました。
麻酔のおかげで痛みはだいぶ緩和されますが、やはりインクを注入する際に極細の針でひっかいていくので、正直痛かったです。
痛みはなんとかギリギリ我慢できる程度でしたが、全く気にならずに寝てしまう方もいらっしゃるようなので個人差があるようです。私の場合は1回目よりも2回目の施術の方が痛く感じましたので、その日の体調によっても差があるのかもしれません。
施術当日の流れ
施術当日の所要時間は2時間半から3時間くらいです。
メディカルブローは3つのランクの施術コースがありますが、私はロイヤルアーティストランクという一番お安いランクで施術を受けました。ランクと料金について詳しくはメディカルブロー公式サイトをご覧ください。
担当の看護師が顔全体のバランスをみて、メディカルブロー独自の黄金比に基づきデザインをご提案してくれます。
鏡を見ながら入念に相談し合いながらデザインを決めていきます。
デザインが決定したら、麻酔 ⇨ 施術という流れになります。
アートメイクは、1回の施術だけでは定着しにくいので、2回の施術で1セットとなっています。
1回目の施術から1ヶ月ほど経過して、少し色味が抜けてきたタイミングで2回目の予約を入れます。平均1〜3ヶ月のうちに2回目を受ければ大丈夫です。 1回目の施術がほとんど消えずにしっかり残っている場合は、少し長めに時間をあけて2回目の施術を受けるのがベスト。
アートメイクのダウンタイム
アートメイクの施術を受けた後の1週間ほどは、ダウンタイムで赤みが出たり色味が濃くなったりします。
また、赤みやかゆみ、薄い瘡蓋ができることもあります。
施術後は1週間ほど、24時間ずっと眉毛にワセリンを塗布した状態で過ごします。
眉に対するメイクもできないので、外出やイベントの予定がない時期に施術を受けるのがお勧めです。
私の場合は、痛みや腫れはほぼなく、3日目あたりから痒みがありました。
最初の1週間ほどは眉毛がどんどん濃くなっていき、イモトみたいになってしまったかと少し心配に。。。
2週目くらいから徐々に色が薄くなってきて、自然な濃さに落ち着いていきました。
アートメイクのダウンタイム中の濃さは、かなり個人差があるみたいです。
こちら方は濃くならなかったみたいですが、あわせて参考にしてみてください。
アートメイクのメリットとデメリット
実際に眉毛のアートメイクを受けて感じたメリットとデメリットをまとめました。
デメリット
眉毛のアートメイクを振り返って感じるデメリットは、個人的には1点だけ。施術後1〜2週間のダウンタイム中は一時的に眉毛が濃すぎたという点だけです。
痛みは赤み、腫れなどはありませんでしたが、これも個人差があるようです。
眉毛が濃くなるダウンタイム
私の顔立ちは濃い眉毛が似合わないみたいで、眉毛だけがやたらと目立つイモト状態で過ごすのは少し辛かったです。
毎朝、鏡を見ては「まだ薄くならないかなぁ〜。。ずっとこの濃さだったらどうしよう」と思ったりしました。
マスクなどで隠せるエリアでもないので、極力外出を減らして凌ぐしかありませんでした。
しかし、口コミを見ると濃さが足りないと感じる人もいるみたいなので、これは個人差が出る部分だと思います。
メリット
次はメリットに関して深掘りします。個人的には長期的にみるとデメリットよりもメリットの方がはるかに多いと感じています。
メイクが楽で時短になる
これはアートメイクを受ける一番のメリットかもしれませんが、朝のメイクが圧倒的に楽になりました。
起きた状態ですでに、黄金バランスのとれた眉毛の状態になっているので、すっぴんにも自信がもてるように。
忙しい朝のメイクでも、眉以外のパーツを少し整えるだけで済むので楽だし時間短縮になります。
レジャーを思いっきり楽しめる
眉毛が薄いことで一番困るのは、旅行の時だったりします。
温泉・プール・海など、せっかく楽しいはずの旅行先で眉毛が気になって不安になったり。
アートメイクなら、誰にも気づかれないくらい自然な眉で水も汗も影響なしです。
ウォータープルーフの眉毛メイクなども必要なくなるので、手間とコストが減ります。
アートメイクを受ける前に知っておきたいこと
アートメイクを受ける前に確認しておきたいことを、まとめてみました。
プチ整形や美容整形などの影響
ボトックスや美容整形の手術を受けた直後で、目のまわりの形が一時的に変わっている状態の場合は、その効果が消えた後にアートメイクのバランスにも影響が出ることがあるので注意が必要です。
また、ヒアルロン酸やボトックス等のプチ整形を含む美容整形の予定がある場合は、デザインが崩れたり影響がでる可能性があります。
プチ整形や美容整形をされた場合や、施術予定がある場合は、カウンセリングの際に必ず相談してくださいね。
また、ピーリングや脱毛などの美容系施術を受ける場合は、代謝がよくなることによってインクの定着が不安定となる可能性があります。お肌の施術を受ける際には眉毛のエリアを控えるようにお願いしましょう。
妊娠中や授乳中は施術ができない
妊娠中、妊活中の方はアートメイクの施術が受けられません。
また、授乳中の場合は、施術後48時間以内の母乳は乳幼児に与えないで下さい。
妊娠の可能性があったり、授乳中の場合は、必ず事前に相談するようにしてください。
まとめ
結論、眉毛のアートメイクは受けて良かった美容施術のトップ3に入るほどお勧めの施術です。
施術から3年経った今でもナチュラルな眉毛をキープできて大満足。
すっぴんにも自信がもてるようになり、より人生が快適になった美容施術でした。
一昔前までは、アートメイクといえば不自然なイメージがあったかと思います。
今では、針の種類も技術もかなりレベルアップしていますので、自然な仕上がりが期待できます。
アートメイクを受けるか悩んでいる方は、ぜひ一度カウンセリングに行かれてみては如何でしょうか?